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【第51回】創業融資の“数字の一貫性”が評価を分ける——書類で伝わる信頼設計
創業融資の審査で落ちる人の多くは、実は「数字が悪い」からではなく、**“数字の一貫性が崩れている”**からです。 金融機関担当者は、決して「利益が少ないから落とす」わけではありません。彼らが見ているのは、**“数字と説明が矛盾していないか”**です。 ✅ 金融機関担当者が見る「一貫性の3ポイント」 ① 売上の根拠と数値が一致しているか 「月商100万円」と書いてあるのに、顧客数や単価の説明が合わない——これは典型的な減点ポイント。 💡 対策:「単価 × 顧客数 × 回転率」で根拠を作り、文章でも数字でも“同じ結果”になるように整えましょう。 ✅ 例:「1社あたり月3万円×顧客30社=月商90万円」 ② 経費と利益のバランスが現実的か 経費が売上に対して多すぎても少なすぎても、「計画が甘い」と判断されやすい部分です。 💬 金融機関担当者は、「この事業で実際にこれだけの利益率が出るか?」を直感的に見ています。 💡 対策:同業他社の平均原価率・家賃水準・人件費比率などを参考に。東京都の業種別データを活用すると、説得力が格段に上がります。 ③ 資金
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【第50回】創業融資が否決されたら?——再申請で“逆転通過”するための実務戦略
「書類を出したけど、否決になってしまった…」創業融資では、誰もが一度は通る可能性のあるステップです。 しかし大切なのは、 “落ちた理由”を知り、“次で通す”準備をすること。 実際、 最初は否決→2回目で通過 というケースは非常に多いです。金融機関担当者の考え方を理解すれば、必ず次につながります。 ✅ 否決になる主な理由(金融機関担当者の見方) ① 収支計画に無理がある 「売上が急に伸びすぎている」「根拠が薄い」 金融機関担当者は、“再現性のある数字”を重視します。数字の大きさよりも、**「なぜそうなるのか」**を説明できることが重要です。 ② 自己資金・資金使途の整合性が取れていない 「自己資金の入金履歴が不自然」「設備資金と運転資金の割合が曖昧」 担当者は、「資金管理ができる人か」を確認しています。通帳の動きに矛盾がないよう、 説明の順序を整理 するだけで印象は変わります。 ③ 経験・実績が見えにくい 「この人に本当にできるのか?」 創業者の職務経歴・過去の実績が、事業内容とリンクしていない場合、融資は慎重になります。 💡...
読了時間: 3分


【第49回】自己資金ゼロでも創業融資は通る——担当者が見ている“信用の裏づけ”とは
創業融資の申請を検討している方の多くが、最初に不安に思うのがこの質問です。 「自己資金がないと融資は難しいですか?」 結論から言えば—— 自己資金がゼロでも、通るケースはあります。 ただし、担当者が見ているのは“残高”ではなく、**「どんな準備をしてきたか」「信用をどう積み上げたか」**という点です。 ✅ 担当者が見る“自己資金以外の信用材料” 自己資金がなくても通る人には、共通点があります。それは「お金以外の信用」をきちんと示していることです。 ① 経営・業務経験 過去の職務経歴が、事業内容と直結している場合、それだけで「返済能力あり」と評価されます。 💬 例:「飲食店勤務10年 → 自分の店を開業」など。 ② 契約・取引予定先 開業前でも、 見積・契約書・予約証明 などがあると強いです。数字の根拠が実在していれば、自己資金よりも信頼性が高まります。 ③ 家計収支・生活基盤 生活費や家賃などの支出バランスが良ければ、「安定した返済ができる」と判断されます。 💡 自己資金がなくても、“無理のない生活”は大きな信用です。 ④ 支援者・専門家の存
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【第48回】東京都制度融資と日本政策金融公庫の“併用”活用術——創業資金を最大化する最適ルート
「創業資金はいくら借りられるのか?」多くの方がまず気にするポイントです。 実は、 日本政策金融公庫と東京都制度融資は併用可能 です。つまり、ひとつの制度で不足する分を、もう一方で補うことができるのです。 この“W利用”を上手に設計すれば、 自己資金ゼロでも、合計1,000万円規模の調達 も現実的です。 ✅ 「公庫+都制度融資」併用の仕組み 項目 日本政策金融公庫 東京都制度融資 審査主体 公庫が直接審査 金融機関+保証協会 実行スピード 2〜3週間 3〜4週間 面談 公庫担当者と1回 金融機関面談(保証協会は不要) 金利 約1.5〜2.0%前後 約1.0〜1.8%(補助あり) 保証料 不要 東京都が一部補助 融資枠 最大3,000万円(創業枠) 最大3,500万円(創業枠) 💬 ポイント:両者の審査は 完全に別ルート です。そのため、「片方で通らなかったが、もう片方で可決」というケースも珍しくありません。 🧩 併用の具体的な流れ 1️⃣ 日本政策金融公庫へ先に申込む → 面談で“創業の全体像”を説明。 この段階で自己資金・初期費用の一部が
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【第47回】創業融資を“スピード審査”で通す実務ポイント——時間を味方につける準備術
創業融資を申し込むと、「いつ結果が出ますか?」「もう少し早く進められませんか?」という質問を多くいただきます。 実際、 融資のスピードは“運”ではなく“準備”で決まります。 書類の整備・提出タイミング・説明内容が揃っているだけで、審査期間を 1〜2週間短縮 することも可能です。 ✅ 一般的な審査スケジュールの目安 ステップ 所要期間 担当機関 書類提出・受付 1〜3日 金融機関窓口 事業計画・内容確認 3〜7日 金融機関担当者 保証協会審査 約2週間 信用保証協会(銀行経由) 契約・融資実行 3〜5日 金融機関 🕓 合計:最短2週間〜通常1か月前後 ただし、準備次第で 実行まで15営業日以内 も十分可能です。 🚀 スピード審査を実現する3つのポイント ① 提出前に“完パケ書類”を整える 提出書類に不備があると、 審査がその時点で止まります。 金融機関・保証協会ともに「再提出→再確認」で1週間以上のロス。 💡 提出前チェックリスト(例) 開業届/登記簿謄本(最新3か月以内) 事業計画書(数値・文章・資金使途の整合性) 見積書・契約書・請求書類
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【第45回】東京都制度融資の金利・返済条件を“有利に引き出す”交渉ポイント——条件は“聞く”より“示す”
創業融資の面談では、「金利は下げられますか?」「返済期間は長くできますか?」と聞く方が多いですが、実は—— 聞くより“示す”方が通ります。 金融機関は「条件を交渉する人」より、**「条件を設計してくる人」**を高く評価します。 ✅ 東京都制度融資の基本的な条件 項目 一般的な設定範囲 金利 年1.0〜1.8%前後(補助後実質0%台もあり) 返済期間 5〜7年(設備資金は最長10年) 据置期間 最大1年(創業時は6か月設定が多い) 保証料 東京都が一部〜大部分を補助 💬 金利・返済期間は一律ではなく、**「業種・自己資金・経験・資金使途」**のバランスで決まります。 🧭 条件を有利にする3つの交渉ポイント ① 「資金計画を先に提示する」 「この資金は設備300万円、運転資金200万円、合計500万円を7年返済で考えています。」 このように、自分から“返済プラン”を提示することで、担当者は「計画性がある」「再現性が高い」と判断します。 👉 条件を決めてもらうのではなく、先に“提案”する 。この姿勢だけで、金利や据置の提案が柔軟になります。 ②
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【第44回】創業融資を成功に導く“数字の裏付け”——説得力のある根拠づくりと審査を通す数字設計
創業融資では、どんなに想いのある計画書でも、 “数字に裏付けがない”と通りません。 金融機関の担当者は、あなたの情熱や理念を理解しながらも、最終的には**「数字が現実的か」**を基準に判断します。 数字の根拠がしっかりしていれば、審査はスムーズに進み、条件面も好転します。 ✅ 審査で見られる「数字の3つの軸」 1️⃣ 売上の根拠(需要の裏付け) → 「なぜこの売上が見込めるのか?」を説明できるか。 > 例:既存顧客◯社×単価◯円=◯万円/月 > 例:同業他社の平均単価と回転率から算出 2️⃣ 経費の現実性(固定費・変動費の把握) → 家賃・仕入・人件費など、漏れのない設計。 「経費を少なく見せる」より、「実態に近い金額を示す」ことが信頼に繋がります。 3️⃣ 返済原資(キャッシュフローの安定性) → 売上−経費=返済可能額 が明確かどうか。 返済額が営業利益の60〜70%以内であれば、安心ラインです。 💡 「利益計画」より「資金計画」が大事 創業期は、利益よりも 資金繰り の方が重要です。 たとえば、開業直後に赤字が出ても、資金残高に余裕
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第43回 創業融資面談でよく聞かれる質問と“好印象な答え方”——担当者の意図を読み解く
創業融資の面談では、「どんな質問をされるんですか?」という相談をよくいただきます。 実は、質問内容自体はそれほど多くありません。しかし、 “どんな答え方をするか”で印象が大きく変わります。 担当者が知りたいのは「正解」ではなく、**“経営者としての考え方”**です。 ✅ よくある質問① 「なぜこの事業を始めようと思ったのですか?」 この質問は、あなたの 創業動機 を確認するもの。「やりたい理由」だけでなく、「できる根拠」をセットで話すのがコツです。 ❌ 「昔から興味があったから」✅ 「前職で5年同業に携わり、顧客の声から需要を感じたため」 💬 意図: 情熱よりも“経験・準備・実行力”を見ています。 💡 よくある質問② 「競合はいますか?差別化ポイントは?」 ここでは、マーケットを理解しているかを確認しています。 ❌ 「競合はあまりいません」✅ 「競合は複数ありますが、当社は○○に特化し、価格帯・顧客層を絞っています」 💬 意図: “リスクを理解している人”は、事業継続性が高いと判断されます。 🧾 よくある質問③ 「売上の見込みはどのように
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【第42回】創業融資を“スムーズに通す”事業計画書の説得構成——金融機関が納得する書き方の順番
多くの方が、「事業計画書を書いてはみたけれど、何が評価されるのか分からない」と感じています。 しかし実際の審査現場では、**“何をどう書くか”より、“どの順番で伝わるか”**が大切です。金融機関は1枚ずつ読み込むのではなく、**ストーリーとして“理解できるか”**を見ています。 ✅ 事業計画書は「数字」より「順序」が大事 融資審査で重視されるのは、意外にも“ロジックの順番”です。下の5つの流れで組み立てると、自然と「納得される構成」になります👇 1️⃣ 自己紹介・創業動機(Why) → なぜこの事業を始めるのか。これまでの経験とどう繋がるのか。 金融機関は、最初のこの段階で「信用できる人か」を判断しています。 2️⃣ 事業内容・提供サービス(What) → どんな商品・サービスを、誰に、どんな方法で提供するのか。 ここで“ビジネスモデルの簡潔さ”が伝わるかどうかがカギ。 3️⃣ 市場・競合・差別化(Who & How) → 「同業他社との違い」や「顧客ニーズとの一致」を短く説明。 定量的な比較(価格・顧客層・エリアなど)を入れると強い印象
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【第41回】創業融資に強い“銀行・信用金庫”の見分け方——通りやすい金融機関の特徴と選び方
創業融資の成否は、「書類の完成度」よりも、 “どこに出すか”の選び方 で決まることがあります。 同じ内容の事業計画書でも、A銀行では可決、B銀行では否決、C信用金庫では条件付き可決——。 その理由は、 金融機関ごとに審査方針・得意分野・重視するポイントがまったく違う からです。 🏦 金融機関ごとの特徴を理解する 金融機関の種類 特徴 創業融資との相性 信用金庫 地域密着型。支店ごとに裁量があり、面談での印象が大きく影響する。 ◎ 非常に通りやすい。人柄・地域貢献性を評価する傾向。 地方銀行(地銀) 広域に支店網。書類・数字・事業性を重視。保証協会との連携も強い。 ○ 業種・地域の相性が合えば有力。 都市銀行(メガバンク) 審査が厳格で、実績や保証が重視される。創業期はハードル高め。 △ 創業直後より、成長後の資金調達に向く。 第二地銀・信組系 柔軟性があり、特色業種に強い。 ○〜◎ 特殊業種や地域案件で頼りになることも。 💡 ポイント 信用金庫は“人間味のある審査”、銀行は“数字の論理的審査”。どちらが良い悪いではなく、 事業の性質に合わせる
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【第40回】創業融資の“再チャレンジ戦略”——一度落ちても諦めない
創業融資の相談を受けていると、「一度審査に落ちたら、もう無理ですよね?」という質問をよくいただきます。 答えは、 「いいえ、再チャレンジは可能です。」 融資は“落ちた”ではなく、**「今の状態では難しい」**というだけ。計画の見直しと出し方を変えれば、通過するケースは多々あります。 ✅ なぜ否決されるのか——まず原因を整理 創業融資の否決理由は、書類上の問題よりも**「伝わり方」**にあります。 主な否決理由 改善の方向性 収支計画に現実味がない 根拠を見直し、数字を裏付ける 自己資金が少ない 一部追加・親族支援・分割入金などで補強 業種リスクが高い 対策・差別化を資料で提示 経験不足と判断された 関連実績・サポート人材を加える 資金使途が曖昧 見積書や契約書で明確化 つまり、「落ちた理由を正確に把握すること」が、再申請成功の第一歩です。 🏦 再申請の基本ルール 1️⃣ 同じ金融機関への再申請は6か月後が目安 金融機関や保証協会は、一定期間を空けてからであれば再審査が可能です。 ただし、 内容が変わっていなければ再否決の可能性が高い ため、必
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第39回 東京都制度融資の実行後にやるべき3つのアフターフォロー——信頼を積み重ねる運用術(各都道府県の制度融資全般)
東京都制度融資を無事に実行できたら、「ひとまず安心」と思う方が多いかもしれません。 しかし本当のスタートはここから。 実行後の対応次第で、 次回の追加融資の可否 金利優遇・返済条件の見直し 銀行・保証協会からの信頼度が大きく変わります。 制度を“1回きりで終わらせない”ための、 3つのアフターフォロー を押さえておきましょう。 ✅ ① 資金使途の報告を整理する 融資実行後、金融機関や信用保証協会から**「資金の使い道の確認」**を求められることがあります。 この時に慌てないために、 見積書・領収書・請求書・振込明細を一式まとめておきましょう。 特に設備資金や開業準備費は、 どの支出に融資金を充てたか を説明できることが重要です。 💡「お金を計画どおり使える人」は、次の融資で最も信頼されるポイントです。 💬 ② 取引金融機関との“関係づくり”を始める 東京都制度融資は、公庫のような単独融資と違い、 金融機関との長期的な関係性 を築く機会になります。 開業後3か月〜半年で、経過報告を一度行う 売上・利益・資金繰りの変化を共有する 次年度の見通しを
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第38回 東京都制度融資および各都道府県の制度融資で“審査を通す”ための面談準備——保証協会・金融機関・都の視点を理解する
東京都制度融資の面談は、 **「何を聞かれるのか分からない」**という不安の声が非常に多いです。 実際、公庫の面談と違い、 東京都制度融資は「金融機関」と「信用保証協会」の二段構えの審査があり、 それぞれが異なる視点であなたの事業を評価します。 だからこそ、誰に・何を伝えるかを整理しておくことが合格の近道です。 🏦 金融機関が見ているポイント(一次審査) 銀行や信用金庫は、**「貸す立場」**として、次の3点を見ています。 1️⃣ 返済可能性 毎月の返済額に対して、安定的にキャッシュフローが確保できるか。 → 利益よりも「現金の流れ」を重視しています。 2️⃣ 資金使途の妥当性 設備投資や仕入れなど、融資の使い道が明確であるか。 → 根拠となる見積・契約書が必須。 3️⃣ 経営者の計画性 事業が成長する見通しを、数字と根拠で説明できるか。 → 「なんとなくやってみたい」ではなく、「だからできる」の一言が決め手。 💬 銀行担当者は、あなたの説明力と一貫性を重視します。 面談時の印象次第で、推薦可否が変わることもあります。 🧾..
読了時間: 3分


第37回 東京都制度融資(各都道府県制度融資)と日本政策金融公庫の併用戦略——創業時の資金調達を最大化する方法
創業時の資金調達には、主に 日本政策金融公庫(国の融資) 各都道府県の制度融資(東京都の創業融資の場合は創業支援型融資など) の2つの大きな選択肢があります。 どちらも創業者を支援する制度ですが、 審査の仕組み・スピード・金利・重視点がまったく違う ため、併用することでより柔軟に資金を確保できます。 ✅ まず理解しておくべき基本構造 比較項目 日本政策金融公庫 東京都制度融資 管轄 国(経済産業省) 東京都+信用保証協会 審査主体 公庫(単独) 金融機関+保証協会 金利 約1.5〜2.5% 約1.0〜1.8%(補助あり) 保証人 原則不要 保証協会が保証 スピード 約2〜4週間 約1〜2か月(書類多め) 強み スピード・柔軟性 条件の良さ・安定性 弱み 条件が一定 審査がやや複雑 公庫は 単独審査でスピーディー 、制度融資は 低金利で条件が安定 しています。 つまり、 「今すぐ資金が必要」なら公庫、「より有利な条件で借りたい」なら都制度、「両方必要」なら併用——という考え方が最適です。 💡 併用の代表的な流れ 1️⃣ まず公庫で“初動資金”を確
読了時間: 3分


第36回 東京都制度融資の申込前に準備すべき書類と流れ、各金融機関において異なる審査基準がある!?
東京都の制度融資は、「公庫」と比べると手続きが少し複雑です。 理由は、 東京都・信用保証協会・取扱金融機関 の三者が連携して審査を行うからです。 ですが、流れを正しく理解して準備を進めれば、スムーズに申請できます。 ✅ 申込前に知っておきたい全体の流れ 1️⃣ 金融機関(信用金庫・銀行)への相談 まずは取扱金融機関に「東京都制度融資を使いたい」と伝えます。 ここで、制度説明と簡単なヒアリングがあります。 2️⃣ 必要書類の提出準備 事業計画書・見積書・資金繰り表・本人確認書類などを揃えます。 ※ 金融機関ごとに提出書類が微妙に異なります(後述)。 3️⃣ 金融機関での一次審査 金融機関が独自基準で与信判断を行います。 ここで“可”となれば、信用保証協会へ推薦されます。 4️⃣ 信用保証協会での面談・保証審査 担当者との面談があります。 この面談で「返済できる根拠」と「事業の実現性」を確認されます。 5️⃣ 保証承諾 → 金融機関へ戻り → 融資契約締結 保証協会が承諾すると、金融機関で最終契約へ。 金利・返済期間・据置期間などの条件が正
読了時間: 5分


第35回 東京都制度融資の“創業支援特例”とは?——女性・若者・シニアが優遇される理由
東京都には、創業を目指す人を応援するための**「創業支援特例制度」 があります。この特例は、特に 女性・若者・シニア世代**の方にとって大きなチャンス。 一般の制度融資よりも、 金利が低く・借りやすく・返しやすい 条件で利用できます。 ✅ 創業支援特例とは? 東京都が実施する「創業融資メニュー」の中でも、創業間もない方を対象にした 特別条件付きの制度 です。 女性・若者(おおむね39歳以下)・シニア(おおむね55歳以上) 都内で1年以内に創業、または創業後5年未満 事業計画書をもとにした面談・審査あり この条件にあてはまれば、 通常より有利な金利 で融資を受けられます。 💡 主な優遇内容(令和6年度実績ベース) 項目 一般の創業融資 創業支援特例 金利 年1.6〜2.0%前後 年0.9〜1.6%前後 保証料 東京都が一部補助 東京都が大部分を補助 融資上限 3,500万円程度 同程度(条件によって増額も可) 対応機関 都+保証協会+銀行 同左+創業支援事業者のサポート可 ※金利・条件は時期や申請区分によって変わります。 🌸 なぜ女性・若者・シ
読了時間: 2分


第34回 東京都の創業融資とは?—公庫との違いと使い分け方
創業時の資金調達といえば、日本政策金融公庫がよく知られていますが、実は東京都にも**「制度融資(創業)」**という強力な支援制度があります。 この東京都制度融資は、**都・信用保証協会・銀行(信用金庫)**の3者が連携して行う仕組みです。 つまり、都が信用保証料の一部を補助してくれるため、 低金利・長期返済・無担保でも借りやすい という特徴があります。 ✅ 東京都の制度融資の仕組み 借りる人(あなた)→銀行や信用金庫に申し込む→金融機関審査と同時並行で保証協会が保証審査→銀行へ結果→承認された場合、金融機関よりお客様(法人・個人事業主)の口座へ着金完了→東京都が利子・保証料を一部補助 つまり、銀行が直接リスクを負うのではなく、 東京都と保証協会が後ろ盾になってくれる融資制度 です。 💡 公庫との違いをシンプルに整理 項目 日本政策金融公庫 東京都制度融資 窓口 公庫(国の機関) 銀行・信用金庫 審査基準 国の基準(経験・計画重視) 保証協会+銀行の審査 金利 約1.5〜2.5% 約1.0〜1.8%(補助あり) 保証人 原則不要 原則保証協会が保
読了時間: 2分


第33回 事業計画書の数字の裏付け 〜PL計画書の考え方〜
資金調達の審査では、 「売上見込み」や「利益計画」に現実味があるか が常に問われます。つまり、どんなに立派な理念を書いても、 数字に説得力がなければ融資は通りません。 今回は、創業融資や追加融資で必須となる**「PL(損益計算書)計画書」**の作り方について、審査官の視点を交えながら分かりやすく解説します。 🧾 1. PL計画書とは? PL(Profit and Loss statement)とは、**「一定期間の収益と費用の見通し」**を示す書類です。通常、月次または年次で作成し、3年分を提出します。 📊 主な構成要素は以下の5つです: 区分 内容 例 売上高 提供する商品・サービスの売上見込み 月50件 × 単価5万円=250万円 売上原価 商品の仕入れや製造にかかる費用 仕入原価・外注費など 販売管理費 事業運営の固定費 人件費・家賃・広告費など 営業利益 売上-原価-経費 事業の実力を示す指標 経常利益 営業利益+その他収益-その他費用 実質的な利益水準 📈 2. 数字の裏付けは「根拠の一行」で決まる! 事業計画書で最も多い失敗は、
読了時間: 4分


第32回 創業融資が通る“事業計画書チェックリスト”
事業計画書は、創業融資の“合否”を分ける最重要書類です。でも実際には、「どこを見直せば良いかわからない」という方がほとんど。 そこで今回は、 通る計画書に共通する10のチェックポイント を紹介します。提出前にこの項目を一つずつ確認するだけで、完成度が一気に上がります。 ✅ 1. 「事業の目的」が明確か → 何のためにこの事業を始めるのか、一言で説明できますか?「生活のため」ではなく、「誰のどんな課題を解決するか」が大切です。 💡 2. 「経験」と「事業内容」につながりがあるか → 今までの仕事・経験がどう事業に活かせるかを具体的に。「なぜ自分がやるのか」を語れる人は強いです。 💬 3. 「ターゲット」がはっきりしているか → 誰に向けたサービスかを“年齢・地域・特徴”まで書けていますか?「誰でもOK」ではなく「誰に届けたいか」を明確にしましょう。 📊 4. 売上の根拠を説明できるか → 「なぜこの金額になるのか」を数字で裏付けできると信頼が上がります。参考データ・見積もり・過去実績などがあれば◎。 💰 5. 経費の見積もりが現実的か →.
読了時間: 3分


第31回 創業融資の審査を通す“面談シート設計術”
創業融資の面談では、担当者が見るのは“書類”よりも“人”。けれど、その「人の印象」は、 準備した資料の完成度 で大きく変わります。 つまり、 話す内容を整理するシートを作ること=自信を見せること。 ここでは、公庫面談で信頼される「面談シート設計のコツ」を紹介します。 ✅ ① 「3枚構成」で十分伝わる 長い資料は必要ありません。 A4で3枚 、これが最もバランスの良い構成です。 シート 内容 目的 1枚目 自己紹介+事業の概要 「この人が何をしたいのか」を明確に伝える 2枚目 売上・経費・利益の計画 数字に裏付けがあると信頼が増す 3枚目 資金の使い道+返済計画 「借りたお金をどう回すか」を説明できる 面談中、これを手元に置くだけで会話が整理され、担当者もメモを取りやすくなります。 💡 ② 数字より「根拠」を書く 売上や利益の数字を並べるだけでは印象に残りません。大切なのは、**「なぜその数字になるのか」**を短く添えること。 例: 売上は月30万円見込み(既存顧客20名+新規10名想定) 広告費3万円(SNS+チラシを併用)...
読了時間: 3分


第30回 創業融資の面談で“必ず聞かれる質問”とその答え方
日本政策金融公庫の面談は、書類よりも**「人」を見る時間**です。どんなに計画書が整っていても、面談で信頼が伝わらなければ通りません。 ここでは、ほとんどの方が聞かれる質問と、印象を良くする答え方を紹介します。 ✅ よくある質問① 「なぜこの事業を始めようと思ったのですか?」 この質問は、 想いと計画のつながり を見ています。 ❌「独立したかったからです」✅「これまでの経験を活かして、お客様にもっと直接サービスを届けたいと思いました」 ポイント: ・「なぜ自分がやるのか」を具体的に伝える・過去の経験や得意分野と結びつける 💡 よくある質問② 「売上や利益の見込みは、どのように考えましたか?」 数字の根拠を聞かれる質問です。 ❌「なんとなくこのくらいは行けそうだと思って」✅「同業の平均単価と客数を参考にして、月○万円を目安にしています」 ポイント: ・“根拠”を1つ入れるだけで信頼感が上がる・数字を覚えなくても、考え方を説明できればOK 🌸 よくある質問③ 「返済は問題なくできますか?」 担当者は「返せる見通し」を確認したいだけです。強気でも弱
読了時間: 2分


第29回 創業融資で失敗しないための3つのポイント
「創業融資を申し込んだけど通らなかった…」そう感じる方は少なくありません。 でも実は、“落ちる理由”には共通点があります。逆に言えば、 そのポイントをおさえれば、通過率はぐっと上がります。 ここでは、初めての方でも押さえておきたい3つの基本を紹介します。 ✅ ① 目的を「はっきり」させる 一番多いNGパターンが、「何のために借りるのか」があいまいなケースです。 ❌「とりあえず資金を確保したい」✅「開業資金○○万円のうち、設備費と運転資金に充てたい」 このように 具体的な使い道を説明できる人 は、信頼されやすくなります。お金の使い道が明確=経営が見えている、という印象を与えます。 💡 ② 計画を「数字」で見せる 事業計画書に「やる気」だけを書いても、審査は通りません。大切なのは、 “数字で伝える”こと。 売上の見込み → 根拠をひとつ添える利益の予測 → 過去の実績や市場相場を参考にする返済計画 → 無理のないペースを設定する 「数字を理解している=経営を理解している」この視点で見ると、数字は“怖いもの”ではなく、“味方”になります。 🌸 ③
読了時間: 2分


第28回 金融機関と“いい関係”をつくるかんたん連絡・会話例
融資を受けたあと、担当の方とのつながりをどう続ければいいか分からない……そんなときに役立つのが、 ちょっとした一言メールや会話 です。 大事なのは、かしこまるよりも「人として感じよく」伝えること。 ここでは、公庫や銀行の担当者に好印象を持ってもらえる、かんたんな例を紹介します。 💌 ① 融資後のお礼メール 件名:ありがとうございました ○○様 このたびはご対応ありがとうございました。無事に開業できて、毎日が新しい学びです。これからもご相談させていただけたらうれしいです。 ○○(名前) 👉 ポイント 長く書かなくてもOK!「ありがとう」「頑張ってます」「また相談したい」——この3つだけで十分伝わります。 💬 ② 面談や電話での一言 「まだ分からないことも多いですが、しっかり返して信頼を積みたいです。」 「少しずつお客様も増えてきました!」 👉 ポイント “完璧”じゃなくて大丈夫。担当者は「正直で前向きな人」に信頼を感じます。 🌸 ③ 定期的な近況報告メール(3〜6か月に1回) 件名:近況のご報告 ○○様 お世話になっております。開業から半
読了時間: 2分


第27回 創業融資後に“銀行から声をかけられる会社”になる条件
多くの経営者が「銀行から融資の提案を受けてみたい」と考えます。 しかし、ただ業績が良いだけでは、銀行の方から声をかけてくることはありません。 銀行が興味を持つのは、**「安定していて、信頼できて、成長の見込みがある会社」**です。 この“3要素”を整えていくことこそ、創業期からの最大の経営戦略です。 ✅ 銀行が「付き合いたい」と思う会社の共通点 ① 安定したキャッシュフロー 銀行は、売上よりも「お金の流れ」を見ています。たとえ売上が上下していても、 支払・入金・返済が安定している会社 は非常に好印象です。 逆に、利益が出ていても入出金のズレが大きい会社はリスクとみなされます。創業後は、毎月の資金繰り表を自分で作り、“お金が動いている理由”を説明できるようにしておきましょう。 ② 財務の透明性 決算書を整えるだけでなく、 日常の帳簿・レシート・明細がすぐに出せる状態 にしておくことが大切です。銀行は、「数字を信頼できるか」で経営者を評価します。 税理士や専門家に任せるのも大事ですが、自分でも内容を理解して話せることが、経営者としての信頼につながりま
読了時間: 3分
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