第37回 東京都制度融資(各都道府県制度融資)と日本政策金融公庫の併用戦略——創業時の資金調達を最大化する方法
- capitalbridge2001
- 2025年10月15日
- 読了時間: 3分
創業時の資金調達には、主に
日本政策金融公庫(国の融資)
各都道府県の制度融資(東京都の創業融資の場合は創業支援型融資など)の2つの大きな選択肢があります。
どちらも創業者を支援する制度ですが、審査の仕組み・スピード・金利・重視点がまったく違うため、併用することでより柔軟に資金を確保できます。
✅ まず理解しておくべき基本構造
比較項目 | 日本政策金融公庫 | 東京都制度融資 |
管轄 | 国(経済産業省) | 東京都+信用保証協会 |
審査主体 | 公庫(単独) | 金融機関+保証協会 |
金利 | 約1.5〜2.5% | 約1.0〜1.8%(補助あり) |
保証人 | 原則不要 | 保証協会が保証 |
スピード | 約2〜4週間 | 約1〜2か月(書類多め) |
強み | スピード・柔軟性 | 条件の良さ・安定性 |
弱み | 条件が一定 | 審査がやや複雑 |
公庫は単独審査でスピーディー、制度融資は低金利で条件が安定しています。
つまり、
「今すぐ資金が必要」なら公庫、「より有利な条件で借りたい」なら都制度、「両方必要」なら併用——という考え方が最適です。
💡 併用の代表的な流れ
1️⃣ まず公庫で“初動資金”を確保する 開業準備・設備費・初期運転資金など、スピード重視で公庫を活用。
2️⃣ その後、東京都制度融資で“安定資金”を確保する 公庫融資後に、都制度融資を追加で申請し、 運転資金・広告費・人件費などをまかなう。
3️⃣ 金融機関・保証協会との関係を同時に構築 制度融資を通して、今後の取引銀行をつくることで、 将来的な借入・助成金申請・補助金連携がスムーズになります。
🏦 注意点:審査の考え方がまったく違う
公庫: 経営者の「人物」「経験」「熱意」を重視。 → ストーリー重視で、柔軟に判断されることも多い。
都制度融資: 金融機関+保証協会の2段階審査。 → 数字の整合性・返済シミュレーション・資金裏付けの厳密性をチェック。
つまり、同じ内容の事業計画書でも、A銀行では可決、B信金では否決、公庫では可決——というケースが実際にあります。
審査方針や貸出基準が各金融機関で異なるため、提出先の選定が最重要です。
🚀 Capital Bridge Advisoryの実務アプローチ
Capital Bridge Advisoryでは、お客様のご希望(スピード・金利・融資額・返済条件など)を踏まえ、
公庫での「先行資金確保」
東京都制度融資での「追加調達」
それぞれに合わせた事業計画書・資金繰り表の調整を同時に設計します。
また、これまでの支援実績から、各金融機関(信用金庫・銀行)の審査傾向・業種相性・保証協会との連携度を把握しており、最適な出し先と順序を選定してご提案しています。
💬 最後に
創業時の資金調達は、単発ではなく“戦略設計”です。公庫・東京都制度融資をどう組み合わせるかで、調達金額・金利・将来の資金余力まで変わります。
どちらか一方に絞るのではなく、**「スピード×条件×安定性」**をバランスよく取ることが重要です。
Capital Bridge Advisoryでは、東京都制度融資や各都道府県の制度融資全般・日本政策金融公庫の申請準備を着手金なしで対応可能です。初めての方でも安心してご相談ください。
あなたの「想い」を、形にする最初の一歩をサポートします。

