【第90回】第二分割方式で資金繰りを立て直す──業務委託型CFOが描く再生のロードマップ
- capitalbridge2001
- 2025年10月16日
- 読了時間: 3分
資金繰りが厳しくなった企業の多くが、「もう返済を止めるしかない」「破産するしかない」と考えてしまいます。しかし実際には、その中間に現実的かつ再建性の高い選択肢=第二分割方式という手法があります。
第二分割方式とは、既存の債務を新旧に分けて再構成し、返済スケジュールを立て直すことで、企業が事業を続けながらキャッシュフローを再設計できる仕組みです。
💡 第二分割方式とは
既存債務の一部を現在の返済条件のまま継続し、残りを新たな条件(据置期間・長期分割など)で組み直す再生スキームです。
これにより、
即時の資金流出を抑え、
手元資金を運転資金・再投資に回し、
将来的な黒字転換のための準備期間を確保できるという大きなメリットがあります。
多くの企業は「資金が尽きた」ことで倒産するのではなく、資金の流れを再構成する余地があるのに見直せなかったことで行き詰まります。
第二分割方式は、まさにこの“流れの再構築”を行う手法です。
⚙️ グッド事業・バッド事業の切り分け
再建の第一歩は、「どの事業を残すか」「どの事業を切るか」を冷静に判断することです。
グッド事業:利益率・成長性・競争優位があり、将来的に再投資価値がある事業。
バッド事業:慢性的な赤字やキャッシュ流出を生む事業、外部環境の変化で採算が取れない事業。
第二分割方式を導入する際には、まずこの**グッド/バッドの整理(事業ポートフォリオ再設計)**を行い、経営資源を集中させる方向性を明確にします。
「どこを守り、どこを畳むか」という意思決定こそが再生の核心です。これは単なる数字上の判断ではなく、経営者の哲学と戦略の再定義でもあります。
💼 Capital Bridge Advisoryのサポート
Capital Bridge Advisoryでは、業務委託型CFOとして、貴社の財務執行をサポートし、第二分割方式の検討・実行を主導します。
また、日本政策金融公庫・信用保証協会・金融機関との協議・調整を支援し、最適な事業再建スキームを設計いたします。
事業再建では、単に資金繰りを改善するだけでは不十分です。グッド事業への集中 × キャッシュフロー再設計 × 第二分割の実行──この3本柱が揃って初めて、再成長フェーズへ進む道が開けます。
📈 再建プロセスの流れ
現況分析:債務構成・資金繰り・返済実績を可視化
事業区分:グッド/バッド事業の整理
第二分割案の設計:据置・再分割・返済条件を再構築
金融機関との協議支援:再建スキームの調整
実行・モニタリング:CFO支援により再生プロセスを管理
🚀 再生から成長へ
企業再生のゴールは「延命」ではなく「再起」です。資金を守ることではなく、資金の流れを変えることに本質があります。
経営者が“グッド事業”に集中できるように設計し、財務・金融・交渉のすべてを一本化する。それが、業務委託型CFOとしての私たちの使命です。
Capital Bridge Advisoryでは、経営再建・リファイナンス・資本性ローンなど、企業の状況に応じた最適な資金スキームの設計を行っております。
「もう一度、会社を立て直したい」──その想いを現実にする第一歩を、共に描きましょう。

