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【第56回】創業融資は“保証協会付き”より公庫プロパーを狙え——借入後の自由度が変わる


創業融資を調べていると、「保証協会付き融資」と「公庫の創業融資」——2つの選択肢が必ず出てきます。

どちらも“創業支援制度”ですが、実務上はまったく別物。最初の選択によって、借入後の自由度・再融資のしやすさ・信用のつき方が大きく変わります。


✅ まずは構造の違いを整理

項目

公庫プロパー融資

保証協会付き融資(制度融資)

審査主体

日本政策金融公庫(単独審査)

金融機関+保証協会の二重審査

担保・保証人

原則不要

保証協会が保証(代表者保証が付く場合あり)

融資スピード

2〜3週間

3〜5週間前後

金利

1.5〜2.0%前後

約1.0〜1.8%(補助あり)

使い道の自由度

高い(設備・運転とも柔軟)

制約が多い(資金使途が限定される場合あり)

再融資

公庫内で履歴が積み上がる

別の銀行・保証協会枠に依存

💡 結論:「スピード・柔軟性・将来の再融資」を重視するなら、公庫プロパー融資(単独融資)からスタートが王道です。


💬 なぜ公庫プロパーが有利なのか


① “審査が一元化”している

保証協会付き融資は、①銀行 → ②保証協会 → ③銀行本部決裁と、最低でも3段階の審査が入ります。

一方、公庫プロパーは公庫が単独で決定できるため、やり取りがシンプルで早い。初めての創業者でも、担当者との面談さえ丁寧に対応すれば通りやすいです。


② 借入後の“再融資”に強い

公庫では、一度融資を受けると「お客様番号」が付与され、返済実績が次の審査に直結します。


✅ 「最初に100万円→半年後に300万円→翌年500万円」とステップアップ融資が可能。

保証協会付き融資では、枠や銀行ごとの方針で制約がかかるため、連続的な資金調達は難しくなります。


③ 資金使途に柔軟性がある

公庫は事業の実態を見ながら融資判断をするため、設備・仕入・運転資金などの用途に幅があります。


保証協会付きの場合、「見積書や契約書が必須」「用途が少しでも変わると再審査」など、使途管理が厳格です。


創業初期の流動的な経営では、柔軟な公庫融資が圧倒的に使いやすいです。


④ 将来的に“銀行取引”へ繋がる


公庫は信用保証協会ではなく、政府系金融機関。そのため、民間銀行が「公庫実績のある創業者」を高く評価します。


💬 「公庫で借りてしっかり返している人=信用構築済み」

結果として、将来の銀行融資・保証協会付き融資がスムーズになります。


🧩 実務上の最適ルート


1️⃣ 公庫プロパー融資で創業初期資金を確保

2️⃣ 返済実績を6か月積み上げる

3️⃣ 次の拡張資金を銀行または保証協会付きで調達


この順序が、スピード・信用構築・融資枠の拡大のすべてを両立させます。


🚀 Capital Bridge Advisoryのサポート


当社では、

  • 公庫プロパー融資の補助書類の作成

  • 面談シミュレーション・想定質問対策

  • 返済実績をもとにした資金融資プラン設計を一括で支援しています。


「保証協会付きで時間がかかるのは避けたい」「まずはシンプルに確実に通したい」という方に、最適な構成をご提案します。


💬 最後に


創業初期は、「誰から借りるか」で未来の動き方が決まります。審査スピード、資金自由度、信用蓄積の3点を考えれば、最初の一歩は公庫のプロパー融資が最も現実的です。


Capital Bridge Advisoryでは、東京都制度融資や各都道府県の制度融資全般・日本政策金融公庫の申請準備を着手金なしで日本全国対応可能です。

初めての方でも安心してご相談ください。


あなたの「想い」を、形にする最初の一歩をサポートします







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