第21回 日本政策金融公庫の返済実績が“次の融資”に与える影響とは?
- capitalbridge2001
- 2025年10月15日
- 読了時間: 3分
創業融資を受けたあと、「次の融資」をどう考えるか。
実はここに、事業を安定成長させるかどうかの分かれ道があります。
そしてその判断材料となるのが、**「返済実績」**です。
日本政策金融公庫では、初回融資の返済状況を非常に重視しています。
これは単なる“履歴”ではなく、経営者としての信頼データとして扱われます。
✅ 公庫が見ているのは「金額」よりも「姿勢」
返済実績というと、「金額」や「期間」を思い浮かべる人が多いですが、公庫の担当者が本当に見ているのは、**「約束を守る姿勢」**です。
・期日通りに返済しているか
・延滞や遅延が一度もないか
・返済が難しい時に、事前に連絡しているか
この3点だけで、信頼度は大きく変わります。特に「延滞がなく、報告がきちんとされている」ケースは、ほぼ無条件で再融資の対象になります。
返済実績は、「この人にまた貸しても大丈夫」という最も確実な信用材料です。
💡 次の融資は“信用スコア”ではなく“人の信頼”で決まる
公庫の融資審査は、AIスコアや自動評価で決まるわけではありません。最終的には、担当者が「この人なら返す」と判断する“人的審査”です。
だからこそ、1回目の融資後の行動が、2回目以降に直結します。
たとえば、
数字の報告を自発的に行う
事業の変化を相談ベースで共有する
計画の修正を誠実に伝える
こうした積み重ねは、「融資後も安心して付き合える経営者」として評価され、結果的に次の資金需要(増設・拡張・運転強化)にもプラスに働きます。
🔍 公庫における“リピート融資”の現実
創業融資を受けた後、2回目・3回目の融資を受ける経営者は意外と多くいます。その目的は次のようなものが多いです。
事業拡大のための設備投資
新店舗・新サービスの立ち上げ
仕入れ増加に伴う運転資金の追加
これらはすべて、初回の返済実績が前提条件です。つまり、返済が順調であればあるほど、「次もスムーズに審査が通る」仕組みになっています。
また、公庫内部では過去の取引履歴が共有されるため、担当者が変わっても、返済実績と対応履歴はしっかり記録されています。
🚀 返済実績を“信用資産”に変えるコツ
再融資を有利に進めるためには、単に「返済する」だけではなく、「信頼を育てる意識」が重要です。
▶ 信頼を積み重ねる行動リスト
毎月の返済を1日も遅らせない
担当者への相談や報告を怠らない
数字を見せられる状態にしておく(簡単な収支表でOK)
売上・利益の変化を自分の言葉で説明できる
これらを意識するだけで、次回の面談での印象がまったく違います。
返済実績は、あなたの経営姿勢そのものを映す鏡です。
💬 最後に
公庫の融資は「1回きりの支援」ではなく、「継続的な関係」を前提としています。初回融資を丁寧に返済することで、あなたは“公庫に信頼された経営者”になります。
そしてその信頼は、次の融資だけでなく、保証協会・銀行・自治体補助金など、あらゆる審査にも良い影響を与えます。
返済実績は、数字の結果ではなく、経営者としての信用の証です。それを積み重ねていくことが、次のチャンスを引き寄せる最短ルートです。
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