第17回 公庫と保証協会の違い|創業期に使える「新規開業・スタートアップ支援資金」と「経営者保証免除特例制度」
- capitalbridge2001
- 2025年10月15日
- 読了時間: 3分
✅ 創業初期に強い味方、「新規開業・スタートアップ支援資金」
創業時の資金調達では、日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」を利用する方が増えています。
この制度は、これから事業を始める人や開業後まもない人を対象にした代表的な融資制度で、設備資金・運転資金のどちらにも使えるのが特徴です。
返済期間が長めに設定できるうえ、**据置期間(返済を待ってもらえる期間)**もあるため、資金繰りに余裕を持ってスタートできる点が大きなメリットです。
さらに、「女性・若者・シニア起業家支援関連」として、女性・35歳未満の若年層・55歳以上の方には特別利率が適用される場合があります。
この優遇金利を活用すると、同じ金額を借りても返済総額が大きく変わることがあります。
金利は数字の小さな違いでも大きな差になりますので、創業初期の段階から意識しておくことが大切です。
💡 個人保証を外せる「経営者保証免除特例制度」
次に注目したいのが、「経営者保証免除特例制度」「マル経融資(小規模事業者経営改善資金)」です。
これは、一定の条件を満たすことで代表者個人の保証を求められない制度です。
以前は「創業融資=代表者保証が当然」という時代でしたが、現在では、条件を整えれば免除が受けられるケースが増えています。
主な条件としては、
債務超過でないこと
適切な財務管理体制があること
返済見込みが合理的であること
などが挙げられます。
特に創業間もない企業でも、経営計画や会計体制をしっかり整備していれば対象になる可能性があります。
個人資産を守りながら事業に挑戦できる仕組みとして、今後ますます注目される制度です。
🔍 公庫と保証協会付き融資の違いを整理
創業融資では、「公庫」と「保証協会付き融資」のどちらを使うべきか迷う人が多いですが、それぞれにメリットがあります。下の表で簡単に比較してみましょう。
比較項目 | 日本政策金融公庫(公庫) | 信用保証協会付き融資 |
審査の主体 | 公庫(国の直轄) | 銀行+信用保証協会 |
スピード感 | 比較的早い(約2〜3週間) | やや時間がかかる(3〜4週間) |
柔軟性 | 創業前でも通りやすい | 事業実績を重視 |
保証 | 「経営者保証免除特例制度」で外せる場合あり | 原則、保証人が必要 ※一部免除特例融資あり |
利率 | 特別利率(女性・若者・シニア)あり | 金融機関により異なる |
実績作り | 公庫は創業支援実績として信用形成に有効 | 銀行との関係強化に有効 |
▶ スピードと柔軟性を重視するなら公庫。▶ 銀行との長期的な関係構築を狙うなら保証協会付き融資。
目的によって選び方を変えるのがポイントです。また、両方を併用して資金調達するケースも少なくありません。
🚀 制度を知ることが、創業成功への近道
創業融資で最も大切なのは、「制度を知っているかどうか」です。日本政策金融公庫の**「新規開業・スタートアップ支援資金」**や**「経営者保証免除特例制度」**を理解しておくことで、金利・保証・返済条件の面で有利に進められます。
特に、女性・若者・シニア世代の方は、特別利率の対象となる場合も多いため、自分がどの制度に該当するかを早めに確認しておきましょう。
創業時の資金調達は、情報を持つ人ほど有利に動ける分野です。制度を上手に活用し、リスクを抑えながら理想のスタートを切りましょう。
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