第15回 創業融資の審査で差がつく「経営者の姿勢」とは?
- capitalbridge2001
- 2025年10月15日
- 読了時間: 3分
🔹日本政策金融公庫の創業融資では、事業計画書の完成度や自己資金の有無ももちろん大切ですが、実は**「経営者としての姿勢」**が審査結果を大きく左右します。
同じ数字・同じ内容の事業計画でも、「この人に融資したい」と思わせられる人と、そうでない人の差はどこにあるのでしょうか。
今回は、公庫の担当者が見ている“経営者の姿勢”の本質について解説します。
🔹数字よりも「一貫性」と「覚悟」が伝わるか
公庫担当者は、事業計画の数字そのものよりも、数字を語る経営者の一貫性を重視しています。
「なぜこの事業を始めたいのか」「どんな経験があるのか」「なぜ今なのか」——この3点にズレがない人ほど、信頼されやすい傾向があります。
たとえば、飲食店を開業する場合に「人脈がないけど勢いでやりたい」という方よりも、「○年間飲食業界で働き、地元でリピーターをつかめる見込みがある」と説明できる方が圧倒的に強いです。
数字よりも、「なぜこの事業をやるのか」の熱量と論理の一致こそが、最大の説得材料になります。
🔹リスクを理解している経営者ほど信頼される
意外に思われるかもしれませんが、公庫の審査官はリスクを口にできる経営者を高く評価します。
「うまくいかなかった場合はどうしますか?」という質問に対して、「そんなことはありません」と答えるよりも、「万が一の時は副業で補う」「人件費を抑える期間を設ける」など、冷静に“守りの選択肢”を話せる方が信用を得やすいです。
つまり、「夢を見るだけでなく、現実を直視している人」「派手な数字の事業計画書よりもコツコツ積み上げ型の計画」の方が通りやすい。
これは公庫だけでなく、保証協会付き融資でも共通する審査基準です。
🔹小さな実績や行動が「本気度」を示す
公庫担当者は、**「準備しているか」=「本気度」**を見ています。
たとえば、
開業予定地をすでに視察している
仕入先・外注先と連絡を取っている
試作品やデモサービスを作っているといった小さな行動が、数字以上に強い説得力を持ちます。
特に最近の傾向として、「副業フェーズでテスト販売をした」「SNSで事業を発信している」といったデジタル上の活動も評価対象になっています。
机上の計画ではなく、実際に動いている人こそ、公庫は応援します。
🔹まとめ
創業融資の審査は、「事業計画書の厚さ」ではなく「事業計画書のクオリティ、経営者の一貫性・覚悟・準備」で決まります。
数字の整合性や見栄えを整える前に、まずは**「なぜこの事業をやるのか」**を自分の言葉で整理しておきましょう。
その上で、実際の行動やリスク対応策を準備できていれば、初めての融資でも十分にチャンスがあります。
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