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【第73回】短期継続融資(短コロ)の上手な使い方──キャッシュを切らさない経営


企業経営において、最も避けるべきは「キャッシュが尽きること」。黒字でも資金ショートすれば倒産する──これは多くの経営者が痛感する現実です。


そんな中で、“資金繰りのクッション”として機能するのが**短期継続融資(短コロ)**です。


✅ 「短コロ」とは?

短期継続融資(短コロ)とは、1年以内の短期融資を毎年更新(継続)して利用できる仕組みのことです。


💬 つまり、「1年で返す融資を、実質的に長期運用できる制度」。

「短期貸付」+「毎年更新」=「短期継続(短コロ)」という名称で呼ばれています。

形式上は短期ですが、実質的には中長期の運転資金やストック資金として利用できるのが最大の特徴です。


💡 短コロが選ばれる理由


① 毎年“新規融資扱い”になる

短コロは更新のたびに「新規審査」として扱われるため、利率・条件を見直しながら柔軟に調整できる点がメリット。

金融機関側としても「常に最新の与信判断で貸している」という形が取れるため、運用しやすい仕組みとなっています。


② 財務の安定化

1年ごとに契約更新されるため、返済スケジュールを分散でき、資金繰りのブレを抑えられます。


③ 実質的な長期運用が可能

「短期貸付」ながら、10年以上継続して利用できるケースも存在します。資本性ローンなどの大型資金とは別に、安定資金のベースとして重宝されます。


⚙️ 商工中金での短コロ活用イメージ

項目

内容

融資形態

短期継続融資(1年更新)

対象資金

経常運転資金、仕入・外注費・人件費など

金利水準

通常の短期貸付よりやや低め(要審査)

担保・保証

無担保でも可能(事業実績により判断)

対象企業

売上安定・継続取引のある法人・個人事業主

特徴

事業安定フェーズでのキャッシュ管理に最適


✅ 短コロを「上手に」使う3つの戦略


① 一括返済の代わりに“実質更新”で資金を維持

返済資金を準備して全額返済→同額再貸付という手続きを取ることで、資金を動かさずに継続利用できます。会計上も返済・貸付の動きが記録されるだけで、実質的なキャッシュ変動はありません。


② 他融資とのバランス設計

公庫・保証協会・プロパーなど他の借入と並行している場合は、短コロで流動性を確保し、他融資を返済に集中させる構成が有効です。


③ “枠”を育てる意識を持つ

短コロは信頼残高型融資とも言えます。返済実績を積み上げることで、金融機関側の信用が高まり、将来的に当座貸越や大型融資への移行が容易になります。


💬 短コロは「信用の実績を作る練習台」としても最適です。

💼 Capital Bridge Advisoryのサポート

当社では、

  • 商工中金・信用金庫向けの短期継続融資(短コロ)申請設計

  • 他融資とのバランス・回転資金シミュレーション

  • 実際の更新・再貸付時の資金繰り最適化支援等を一貫して行っております。


「資金を借りる」のではなく、「資金を維持し続ける」ための設計が私たちの得意領域です。

🚀 最後に

短期継続融資(短コロ)は、“派手さはないが最も安定する”資金戦略です。

借入を一度で終わらせず、「キャッシュを切らさない設計」こそが経営の真の安定化につながります。

商工中金をはじめ、信用金庫や地銀でも導入可能な短コロを、上手に組み込むことで、資金面の不安を根本から解消できます。


Capital Bridge Advisoryでは、商工中金等での資金調達で1,000万位から1億円前後までの申請準備を着手金なしで対応可能です。

1億円以上も資金使途が立つのであれば申請対応はもちろん可能ですが、作業量が増えますので1億円以上からは別途着手金を頂戴しております。

初めての方でも安心してご相談ください。



※また、貴社のCFOとして実際の担当者交渉を行う業務委託型CFO支援(別途有料)も行っております。その場合は御社の社内CFOとして資金繰りの最適化に努めます。

ご希望のお客様も上記お問い合わせからご相談ください。


あなたの「想い」を、形にする最初の一歩をサポートします。



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