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【第66回】プロパー融資を狙うための信用づくり——保証協会からの卒業戦略


創業期の多くの企業は、まず信用保証協会を活用して融資を受けます。これはとても正しいスタートです。

しかし、いつまでも保証付きのままでは、金融機関から見て「保証依存型」と判断され、プロパー融資のチャンスを逃してしまいます。


将来的な成長・投資・拡大を見据えるなら、「保証協会からの卒業」=プロパー融資の獲得が経営の大きな節目です。


✅ プロパー融資とは?


プロパー融資とは、信用保証協会の保証を使わず、金融機関が自らリスクを取って貸す融資のこと。

つまり、金融機関が「この会社なら自分たちの責任で貸せる」と判断した証拠です。


💬 簡単に言えば、「保証協会に頼らず、銀行があなたを信用して貸す」——それがプロパー融資です。

💡 なぜプロパー融資を目指すべきなのか?

理由

内容

💰 保証料が不要

年0.45〜1.9%前後の保証料が不要に。長期的に大きなコスト削減。

🏦 スピーディーな審査

保証協会の審査を経ないため、資金実行までが早い。

📈 金融機関からの信頼アップ

「保証なしで貸せる会社」として高く評価される。

🔁 追加融資・当座貸越が通りやすくなる

次の融資・枠設定がスムーズ。


特に、創業から3年を超えると金融機関は、「そろそろ保証協会付きではなく、プロパーでどうか?」と社内で検討し始めます。ここが、経営者にとって卒業のチャンスです。


✅ プロパー融資に切り替わる3つの条件


① 財務内容が安定している

自己資本比率が上昇し、黒字決算が続いていることが大前提です。特に、

  • 利益剰余金がプラスに転じている

  • 借入依存度が下がっているこの2点は、担当者が最初に見る項目です。


② 経営者の“資金感覚”が良い

資金繰り表を自分で把握し、必要な時期に必要な金額を明確に伝えられる経営者は、「リスク管理ができる」と評価されます。


💬 金融機関の本音:「この社長は資金を管理できている=返済も安心」

書類よりも、面談時の受け答えが決定的な判断材料になります。


③ 取引の広がりがある

複数の金融機関と取引していると、銀行同士で競争が生まれます。結果として、

「うちでプロパーを出したい」と銀行側から提案されることもあります。

💡 1行だけでなく、信金+地銀+都銀+公庫など、複数行の取引を並行しておくと、卒業のチャンスが広がります。


⚙️ 卒業に向けたステッププラン

ステップ

内容

保証付き融資を計画的に返済(延滞ゼロ・遅延ゼロを維持)

短期継続融資・当座貸越を活用し、信用を積み重ねる

2期連続黒字を達成した段階で、プロパー化を打診

担当者と“使い道のある”次の融資計画を共有

プロパー枠を少額(500〜1,000万円)からスタート


いきなり大きな金額を狙うのではなく、まずは小さなプロパー実績を積むのが王道です。


🚀 Capital Bridge Advisoryのサポート


当社では、

  • プロパー移行に必要な財務体制チェック

  • 銀行・信金別の“卒業可能性診断”

  • 金融機関とのプロパー打診戦略書作成を行っています。


保証協会付きからの卒業は、**書類作成ではなく「関係設計」**の問題です。私たちは、あなたの事業と数字の“信頼の橋渡し”を設計します。


💬 最後に


保証協会付き融資は、経営の第一歩を支えてくれる大切な制度です。しかし、いつまでも保証に頼る経営は、成長のブレーキにもなります。

金融機関が「自分たちのリスクで貸したい」と思える企業へ。それが、真の信用創造であり、次の成長への扉です。


Capital Bridge Advisoryでは、保証協会からの卒業戦略・プロパー融資設計を着手金なしで対応可能です。初めての方でも安心してご相談ください。


あなたの「想い」を、形にする最初の一歩をサポートします。



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